【実践終了】海外でノマドワークをする(スペイン編)

長かったような、短かったような初めての海外ノマドワークが終了しました。

スペイン マドリード アトーチャ駅

一番大変だったのは「時差」

なんだかんだで時差が一番大変でした。

スペインと日本の時差は7時間。朝3時から仕事を始めると日本では10時。

早めに就寝すれば睡眠時間は確保できましたが、仕事が終了する頃にはまだお昼で、これから1日が始まるイメージ。

朝3時から仕事をしてお昼に終わって、そこから外出するという日を過ごしました。

1日が長くて長くて1日で2日分を過ごしているような体感です。

時差ボケもある中で、さらに活動時間が長くて、昨日のことなのか今日のことなのかもうよく分かりません。

こうして過ごしてみると、日本でも仕事が終わってからも色々できるものだなと感じました。

しかし、普段は座りっぱなしで体力がないものですから体はとても大変だったと思います。

もう少し時差が少なければ、より負担は少なかったと思います。

結局、日本に住んでいる方々とやり取りをする必要があるのであれば、時差が開けば開くほどやりにくいのは間違いなさそうです。

十分とは言えない「ネットワーク環境」

サーバーが日本にある場合、海外からアクセスするスピードは早いとは言えません。

1秒2秒での表示を求めるインターネットの世界では、重いなとか、もたついていると都度思うほどのスピード感でした。

また、基本的にはホテルのWiFiを利用しましたが、それも自体の速度も快適だとは言えません。

レンタルしたポケットFiWiは1日1GBの制限があるプランにしていたので、外出することを考えるとあまり仕事では利用できません。

仕事内容にもよりますが1GBはあっという間に越してしまいます。

ネットワーク環境に気を遣いながらする仕事はストレスがかかるものでした。

慣れてくれば、もっと改善できそうではあります。

オンラインミーティングは問題なかった

十分とは言えないネットワーク環境でしたが、今回スペインマドリードからのオンラインミーティングは問題なくできました。

利用したのは、「Zoom」と「Google meet」です。

どちらも日本にいる時と同じようにミーティングができました。

いつも利用している携帯番号の電話は利用できませんが(一応国際通話は可能)こうして直接話す手段があることはとても心強いことです。

グローバルに展開しているサービスは、大体の地域で問題なく利用できると想定はしています。

※国によってはアクセス自体ができない事もあるので、渡航前に必ず確認することをお勧めします。

ノートパソコンだけの作業は想定より大丈夫だった

大きいモニターが無いことに不安を持っていましたが、想定以上に集中して作業はできました。

今回作業したのは、以下のようなもの。

  • メールやチャット
  • コードを書く
  • Webデザイン
  • 管理作業(確認や調査等)

コードやWebデザインも大きいモニターがあったほうが効率的ではありますが、できないわけではない、というレベルです。

意外と大変なのは管理作業で、見比べて確認したい場合により一層不便さを感じました。

そういった作業は帰国後対応しようと後回しにしましたが、長期滞在となると何かしらの工夫が必要そうです。

一日中ソファーの上で仕事をした日もありましたが、これも意外と大丈夫でした。

ソファーでの仕事はもちろん肩はこるし、PCは熱いし、マウスが使えない等ありましたが、ネットワーク環境よりも気になることはありませんでした。

スペイン マドリード滞在中の食べ物事情

毎日食べている納豆やご飯が恋しくなるかなと思いきや、1週間ちょっとの間では特にそれはやってきませんでした。

なんとなくお米が食べたいような気がする程度で、割と適当に毎日食べていても不満はありませんでした。

ただパンは硬めが多いのでしょうか、食べるのが大変でした。

仕事は朝方からお昼にかけてなので、ヨーグルトやパンをあらかじめ買ってきてもくもく食べているという日々でした。

仕事完了後は世間ではランチの時間で、ローカルフードを楽しむことができました。

食や水が合わないということはなかったのでこのような生活でしたが、行く場所によっては簡単に食べれるものを持ち込むのも良さそうです。

スペイン マドリードのノマドワーク事情

現地の方に聞いたわけでは無いのですが、マドリードを歩いていて見かけたノマドワーカーたちの話です。

基本的にカフェテリアや飲食店でPCを開いている人はいませんでした。

平日なのに沢山の人がワイワイ食事を楽しんでいます。(首都なので観光客も多いよう)

ただスターバックスだけは多くの方々がPCを開いてるようです。

実際それがノマドワークかどうかは分かりませんが、もし外でPCを開きたいときはスターバックスがやりやすいのかもしれません。

他、ホテルのロビーでもPCを開いて仕事中のような方もたまに見かけました。

東京の方が外でPCを開いている人が多い印象です。

ワーケーションとしての海外

ワーク(Work) + バケーション(Vacation)を組み合わせた造語、ワーケーションとう視点から見た今回の海外ノマドは、「余興を楽しみつつ仕事をする」という点ではとても良い効果があったと思います。

マドリードは街並みも美しく、歩いているだけでも楽しむことができました。

東京と比べると緑も多く、ベンチが沢山あります。

少し歩いてベンチに座って木を見上げる日々は、日常とは違った癒しがありました。ゆっくり考える時間でもありました。

世界中で、パソコンひとつで仕事をする方法はあるのか?

結果として、スペインマドリードではノマドワークはできました。
※マドリードは広いので、場所によっては難しい場合もあるかもしれません。

ただ時差が大変なので対日本の仕事をする場合は、時差が少ないエリアを選ぶか、時間に自由度を持たせるかのどちらかになりそうです。

仮にフリーランスであったとしても、コミュニケーションは発生すると思いますので、その点をどうするかが課題です。

また、今回はマドリードの中でも2箇所に滞在しましたが、不慣れな土地で移動するのは心身ともに負担がかかります。

普段の生活以上に対応しなければいけないこと、気疲れすることも多いと思います。

そういった負荷をどのように分散して、癒して、パフォーマンスを落とさないでいられるかも課題であると感じました。

しかしながら世界中で、「パソコンひとつで仕事をする方法」には希望が見えました。

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