集中を邪魔するのは小さなストレスかもしれない

仕事をするのも、本を読むのも、映画を見るのも、学習するもの集中が必要です。

なんだかソワソワして何度も席を立ってみたり。

着ている服を直してみたり。

何か心配事があったり明確な「気をそらすもの」が分かる場合はまた別ですが、

毎日の集中を邪魔するものは、気が付かないような、小さなストレスだったりしませんか?

環境のマネジメント

一番分かりやすいのが、居る場所の環境ではないでしょうか。

凍えるような場所では集中が難しそうです。

硬い椅子では長時間のデスクワークは辛そうです。

高いヒールを履いて、立ちっぱなしで映画を見るのも辛いでしょう。

集中するには違和感のない環境がとても重要だと考えます。

このように環境のマネジメントに時間を使うことは、

結果を出すためにも、とてもいい事だと思います。

どのような環境のマネジメントができるか考えてみましょう。

部屋の温度

寒くても、暑くても微妙にストレスがかかるものといえば「温度」ではないでしょうか。

急いでいるときや、とても集中している場合は気になりませんが、

そうでない時がほとんどですよね。

集中したい、なのにソワソワ。イライラ。

寒いとずっと寒いと考えてしまいませんか?

暑い時も同じです。

温度に気を取られないような環境で集中するのが最高だなと思います。

様々な理由で調整できない場合も多いと思いますが、

できる限りの事はするように、温度調整には時間をかけてもいいと思うのです。

部屋の湿度

湿度も重要だなと考えます。

梅雨の雨の日を思い出してください。ジメジメしてベトベトして居心地が良くないです。

冬も乾燥しやすい場所では目がしばしばしたり、集中が妨げられます。

それぞれ様々な方法で対応できると思います。

一度湿度にも気を配ってみるのはどうでしょう。

体を締め付けず、肌触りがいい洋服

身につけるものは全てと言ってもいいでしょう。

体を締め付けず、肌触りがいいものを選びます。

オフィスカジュアルでも楽に着られる洋服はあると思います。

楽に着られるからと言って、だらしのない格好というわけではありません。

サイズ、素材に目を向けていけば良いだけです。

歩いても負担にならない靴、温かい靴下、肌触りのいい下着。

そういった一つ一つ、居心地のいいものを選んでいくだけで、

集中を妨げる一つが無くなっていきます。

導線の障害を取り除く

次に、生活導線を整えていきます。

何気なく動いていますが、少し不便だったり邪魔だったりしているものを取り除くと、

すっと楽になったります。

違和感があると集中が途切れ、余分な体力を使っていたことに気がつきます。

さて、どんな障害があるかみていきましょう。

1回で取れるようにする

よく手にするもの、1日に何回か手にするものは、

1回で取れるような定位置に置くことをおすすめします。

例えば「ペン」。ずっと使うわけではないですが、1日に数回使う場合。

引き出しを引いて、ペンを出す、はまだギリギリ面倒がなさそうです。

これが引き出しを引いて、ペンケースを開けて、ペンを出す、だとどうでしょう。

このように、使うまでの段階は少ない方が小さなストレスが溜まりません。

もし、毎回探すようであればペンの為に必要以上の体力を使っています。

それらを取り除いて、集中したいものにだけ力を使いましょう。

物を置かない

床に物を置くと、歩くときに踏んだり、飛び越えたり面倒です。

歩くところには物を置かないようにします。

また、同じように避けて歩くのも面倒です。

何も考えずに動けるように導線を作っていくと、

余計な体力を使わずに済みます。

ストレスは積み重なって体力を奪う

今まで述べたものは、1回体験しただけでは大したストレスにはならないでしょう。

ストレスというものは積み重なっていくものです。

メモする時に毎回ペンがかすれると、イライラしませんか?

アプリを立ち上げる度に止まってしまうアプリは使いたくないです。

そういった「小さな」ストレスを一つずつ取り除いていくと、

集中しやすくなると思います。