歴史を身近に感じることはあまりないのではないでしょうか。
映画や本で舞台となる時代に馴染みはありますが、
どこか現実離れしているようでもあり、私たちとは遠い世界のようにも思えます。
歴史の教科書もポイントポイントを学んでいくようなものでしたし、
直接関係のない様な気がしていました。
今住んでいる場所の一昔前
今住んでいる場所の、一昔前を知っていますか?
自分の両親や祖父母が幼い頃、どんな街並みだったのでしょうか。
かくゆう私もここ最近の街並み以外を想像したことすらなかったです。
ちょうど私が住んでいる場所の一昔前は花街だったそうで、
芸者さんが沢山住んでいて、下駄屋さんや美容院が沢山あったそうです。
今はその面影がほとんどなく、大変驚きました。
祖父母の経験したこと
おじいちゃん、おばあちゃんと会話をする機会はありますか?
血縁者で無くとも構いません。
彼女彼らが幼かった頃、若かった頃、どんな世界でどんな事をしていたのでしょうか。
尋ねてみると、思いもよらない話が聞けるかもしれません。
私たちが遠い昔で関わりのないことだと思っていた事柄について、
彼女彼らは体験していたことだったりもします。
今ニュースで流れることは長い歴史がある
テレビやネットでニュースを見ていると思います。
国内もそうですが、国際ニュースなども含め、
起きた物事の背景には長い歴史があったりします。
なぜ紛争が続くのか、なぜクーデターが起きるのか。
なぜ今この状態なのかは、長い歴史が積み上げてきた物です。
それは確かに存在してきたもので、私たちのひいひいおじいちゃんやおばあちゃんが
体験したことかもしれません。
私たちは歴史の中に生きている
「歴史」と聞くと勉強のような気がしてしまいますが、
今を作った過去の出来事であり、私たちもその延長線で生きています。
無関係でも、違う世界の話でもありません。
自分が生まれる前の世界を少し辿ると、
その先その次と、ずっと繋がっていことを体感できるかもしれません。
私たちは歴史の中に生きていて、世界の一員であるのです。