やらない理由は沢山ある

新しい事を始めるとき、やってみたい事にトライするとき、

やったほうがいい事に挑戦する時、

私たちは「やる」か「やらないか」の選択をします。

多くの人が長い間、やるやらないを悩んでいるのではないかと思います。

やりたいな、やるべきだ、でも時間がないし。

時間も無いしお金もない

やらない理由のナンバーワンは時間とお金だと思います。

英語を習いたいけど時間がないし。

お金に余裕があれば通うのに。

この二つは常に物事を諦める理由として、

とても大きい位置を占めているのではないでしょうか。

実際問題、時間もお金もなければ始められないですしね。

それ以外にも、沢山できない理由がある

他にも様々な理由でできない理由があります

考えれば沢山思いつきます。

こうなったらもう新しい何かにトライすることが難しくなってきました。

こうやって断念してきたこと、思い当たりますか?

本当の理由は別にある

やらない理由は沢山思いつきました。

もう一歩進んで考えてみようと思います。

やらない理由をあげたとき、どんな気持ちだったでしょうか。

ほっとした、罪悪感があった、納得したなどなど。

ここに本当の理由が隠れいているような気がしませんか。

人は常に自分を正当化する

さて、私たち人間は常に「自分を正当化」します。

つまり自分の行いが正しいと、正しかったと結論づけることです。

やらないといけないと分かっているけど、でも本当に…

この「でも」と続く場合、

自分には正当な理由があるので、やらない自分は正しいと正当化しています。

だから大丈夫なのだと、仕方がないのだと。

誤魔化せない気持ちもある

そんな風に正当化していても、心の奥底では疑問や罪悪感を持っていると思います。

あまりに正当化が頻繁に起こりすぎて、正当化している事も分からなくなっている人もいる気がします。

自分を誤魔化しに誤魔化しすぎて、本当の気持ちがわからないと言ったところでしょうか。

しかし、心の奥底には何かしらが残っていると思うのです。

それが誤魔化しきれない気持ちです。

やらない理由は理由にはなっていない

やらない理由を並べたのは、やりたくない自分を正当化しているだけの行為ではないでしょうか。

それがいけないこと、という話ではありません。

実際にそれらは本当の理由ではなく、

単純にやりたくないだけだったりします。

面倒でやりたくないのでそれなりの理由を出してみる。

やりたくないならそれでいい

やったほうがいい事を、やりたくないと言うには少し勇気がいるかもしれません。

でも誤魔化したり正当化したりするよりはよっぽど健全だと思っています。

やったほうがいいことを実行したいのであれば、

どうしたら自分がやりたいと思えるのかをじっくり考えるのもいいと思います。

体が疲れていたり、頭の中がいっぱいだったら他のことは面倒でしょう。

やらない理由が思い浮かぶ時は、良い悪いなしに一度自分に問いかけてみるとよいと思います。