何か始める時、学習するときに「何が分からないかも分からない」状況があると思います。
そんな時、何から手をつけて行くか、考えてみたいと思います。
ここでは、説明する側の説明方法や伝え方については考慮しません。
大抵は単語が分からない
難しいと感じたり、何言っているか分からないと感じるときは、
大抵、分からない単語が混ざっている事に気がつくでしょう。
分からない単語が増えるほど、「何が分からないか分からない」になります。
職種によっては専門用語が多かったり、横文字が多かったり。
普段使っている単語でも言い方が異なったりと様々です。
まずは分からない単語があるのだと、認識するところから始めてみます。
単語を調べる連鎖
一つの単語を調べると、その説明にさらに分からない単語が出てくることもあります。
それを調べていくと、一体何を調べていたのか迷子になってしまうことも。
あまりに分からない単語が多い場合、もう少し手前の段階から進めていくのが良さそうですね。
専門性が高いものを学習する場合は「さっぱり分からない!」の手前の段階を探してみます。
先にゴールを知る
結果やゴールなど行き着く先が不透明であればあるほど、分からなくなります。
今聞いている説明は何を実現するための、何を達成するための説明なのかを、
先に確認しておくのが良いでしょう。
全体の向かう方向を知っているだけで、腑に落ちる点も出てくるでしょう。
もしかすると別のアプローチ方法が見つかるかもしれません。
点を集めると考える
「何が分からないかも分からない」時は、点を集めているという意識で取り組むことにします。
それがいつ点と点が繋がって線になるかは期待しません。
もし、今の自分と全く関係ない事だとしてもそれは点であることには間違いありません。
初めて出会ったものも新しい点として自分の中に残します。
宙ぶらりんの知識はそのままにしておき、必要になった時に線になると考えておきます。
理解を急がない
その為、初めから全てを理解しようと努めなくても大丈夫です。
焦ったり急いだ時に、頭に入ってことなかった経験ありませんか?
適当に飛ばした箇所が重要だったり、急いでいいことは何一つありません。
「何が分からないかも分からない」が訪れた時は、新しい発見ができた喜ばしいことです。
何が分からないか分からない時
分からない単語を一つ一つ調べ、順をおって行きます。
あまりにも調べる連鎖が続くときは、手前の段階を探ってみます。
点を集めると考え、理解を急ぎません。
知らないことは沢山あります。
それは新しい出会いが沢山ある、楽しいことでもあります。
調べる連鎖が続くとなかなか本編が進まず疲弊することもあるでしょう。
大丈夫、一歩ずつです。