「やらなきゃ」を「したい」と言ってみる

ついつい言ってしまう「やらなきゃ」。

起きなきゃ、仕事しなきゃ、洗濯しなきゃ、ご飯作らなきゃ、連絡しなきゃ…。

1日にどれほど言っているか分からないほど使ってしまいます。

その「やらなきゃ」いけないことは、本当にやらなくてはいけない事なのでしょうか?

重要なことはさほど無い

自分の人生において、必ず遂行しなくてはいけないような重要な事はあまりないと思います。

私がご飯を作らなければ何千万人も失ってしまう、という事はあまり無いでしょう。

お子さんは世話をしなければいけませんが、大人はほっておいても自分でご飯食をべれます。

仕事のタスクは重要に感じることもあるでしょう。

しかし、それをやらなかったからといって世界が滅亡したりしなそうです。

代わりに誰かがすることだってできます。

洗濯も溜まったからといって自分の心がマイナスになる程度で世界は変わらず回っているでしょう。

着る物が無くなるのは困ってしまいますけれども。

「やらなきゃ」いけない事は「やりたい」事

やらなきゃやらなきゃとは言っていますが、「やりたいこと」かもしれません。

時間に余裕を持ちたいから起きたい。

お金が欲しいから仕事に行きたい。

今日中に洗濯を終わらせたい。

ご飯を食べて欲しいから作りたい。

気になるから連絡をしたい。

もちろんそれを「やりたい」理由は千差万別だとおもます。

もっと奥深くに理由が隠れていることもあるでしょう。

「やりたい」に変換してもさほど変ではないような気がします。

「やらなきゃ」を「したい」と言ってみる

「やらなきゃ」を「したい」と言ってみることで、少し気分が軽くなるような気がします。

それに前向きな雰囲気も感じられますね。

最初は違和感があるかもしれませんが、やらなければいけない事ではなく、

したかった事なんだと自分でも気付くきっかけになると思います。

「やらなきゃ」いけない事がたくさん続く人生より、なんだか楽しそうです。

ただし使い所によっては「やらなきゃ」も良かったりします。

誰かと話してる時に「もう行かなきゃ」と使うのはOKでしょう。

「あなたと話していたけどもう行かなくては」という意味合いが含まれているからです。

本心では切り上げたいだけかもしれませんが、

このタイミングで「私はもう向こうに行きたいです」と使ってしまうと角が立ちそうですね。

そんな風に切り分けて使っていくと良いと思います。

苦しい時は無理をしない

しかし、どうにもこうにもならない苦しい時は無理をしなくても大丈夫です。

できそうであればトライしてみる。

そんなこと言ったって…と苦しくなるようならばやらない。

休めそうな時はまず休んでください。