こんな風になりたいとか、何かを達成したいとか、何かになりたいとか、それらを達成するには、まず「目標を立てる」というのが必要です。
それは大体できていると思いますが、次に大事な「ステップを踏む」事を忘れがちではないかと思うことがあります。
私自身もつい忘れてしまうことなので、戒めも込めて書きたいと思います。
目標は大事、行動も大事
耳が痛いほど言われるのが「行動せよ」ということだと思います。
分かっているけれども何をしたらいいのやら。
目標も決まって、それに向かって進みたいけれども一体何から始めて、何を頑張ればいいのか分からなくなることはありませんか。
これが「ステップを踏む事を忘れている」状態なのではないかと思うのです。
私たちはどうしたって、すぐに結果を求めてしまう
ダイエットしようと頑張って、3日後、1週間後に何も変化がないとがっかりしてしまいます。
でも本当にそれは正しい解釈なのでしょうか。
ダイエットでも筋トレでも勉強でもなんでもそうですが、しっかりと結果が出るにはもっと長い時間が必要だと思いませんか。
半年?それも早い気がします。1年でやっと、2年、3年、まだまだ。
ものにもよりますが、仕事であれば納得できるような実力がついてくるのは数年後でしょう。
そう考えるととてつもなく長い時間のように感じられるかもしれません。
ただ、物事とはそういうもので、じっくりと、長い時間が必要なのだと思うのです。
苦しいですね、辛いですね、頑張れそうにありません。
だからこそ、中間目標が大事になってきます。
小さい目標を設けておく
「何にも進んでいないような気がする」
これが途中で挫折してしまう原因の一つだと思います。
なので、進んでいると感じられる小さな目標を持つことをお勧めします。
最終的な大きい目標、次に中間目標、そしてとっても小さい目標。
小さい目標はハードルをこれでもかという程下げておくのがいいでしょう。
例えば、目標が「体重を5キロ落とす」であれば、
中間目標は「体重を1キロ落とす」で良いでしょう。
そしてもっと小さい目標として、
1日1回体重計乗る、毎日5分ヨガをする、毎日外に出る、
といったような苦しくならないような目標を立てておきます。
大きな目標はこういった小さな積み重ねの結果です。
1日1回体重計に乗ったからと言って、体重が減るわけないと考えてしまいますが、数値を把握しておくことは、進捗管理では必要です。
そこで一喜一憂しないように心がけましょう。
あくまでも、ただ体重計に乗るだけなのですから。
大きな目標への道筋は、こういった小さな積み重ねでできています。
無駄になることはひとつもない
焦ったり、早く結果を出そうとする背景には、無駄なことをしたくないという思いもあるのではないでしょうか。
私たちは無駄が大嫌いです。無駄だったと感じた瞬間にがっかりしてしまいます。
無駄な努力という言葉がありますよね。
果たして「努力」に無駄はあるのでしょうか。
またダイエットの例ですが、小さな目標として、食べる量を減らしたいので、ご飯の代わりにお菓子を食べる。
というのは間違った方向でしょう。
ただそれは知識があるから間違いに気がつく事ができるのであって、そうでない場合もあるかもしれません。
早く結果を求めるゆえに「無駄」と感じるという見方もできませんか。
ご飯の代わりにお菓子 → 痩せない → 体調悪い → お菓子はダメなのでは?
のようにステップを踏んで認識が変わっていけば、それは無駄ではないでしょう。
同じことを考える人や、ダイエットをしたい人にとって、教える先生になれるかもしれません。
未来は分からないものです。生きている限り「無駄」と宣言するには早すぎると思いませんか。
一歩ずつでいい、昨日より少し進んでいればそれは目標への道筋である
一歩ずつステップを踏んでいくことが目標達成の方法です。
そうして目標達成の可能性を上げていくのです。
焦って雑な一歩よりも、ゆっくりで確実な一歩の方が可能性が上がりそうです。
周りは早く進んでいるように見えるかもしれません、追いつかれることもあるかもしません。
それでも大丈夫です、今日の一歩は必ず未来へ繋がっています。
焦燥感が出てきたり、自分を信じることができない時は思い出してみてください。
ゆっくり、一歩ずつでいいことを。
小さな小さなステップを踏めばいいだけということを。
あなたの人生はあなたが主人公なのですから、それでいいのです。
ステップを踏むことを忘れずに、目標へ向かっていきましょう。